「種まく旅人」という淡路島を舞台とする栗山千明主演の映画を見ました。
森が海を育てる、海のミネラルが田畑を豊かにする、というのが主題で、海幸彦と山幸彦の話しでもあるようでした。
この映画を観ていて、農業生産法人の話し、養殖漁業の話し、つまり、第一次産業の置かれている状況を改めて認識し直しました。
農水省の肝入りで、第一次産業の六次産業化ということが言われています。第一次産業、つまり生産、産品の状況に甘んじるのではなく、第二次産業として、その加工、そして、第三次産業として、物流・販売にまで積極的に乗り出して行くべし・・・都合、一+二+三=六との考え方です。
が、利益とリスクは常に表裏一体に付き纏うところの筈です。第二次、第三次の面の利が唱えられますが、そのリスクは何であるのか?!このようなことを改めて考えさせられました。利だけがあるのではなく、それにはリスクが付いて来るだろう、ということです。
それでも成熟社会、高齢社会では、新たなチャレンジが要ることは間違いないようです。
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